飼い主の皆様へ
おかげさまで、練馬区獣医師会会長の任期が3月末で終了いたしました。
無事にこの2年間務めあげられましたのは皆様方のご理解とご協力がありましたおかげです。
心から御礼申し上げます。
2年の間、急な診療時間の変更、日中の外出等ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び致します。
4月から、また一獣医師として病院での診療に専念してまいります。
かわいい動物達の健康と長寿を考えながら、皆様と共に歩んで参りますので、よろしくお願い致します。
院長の森より
●診療方針
「病気を治す」ということは、もちろん大事なことですが、“町の動物のお医者さん”という立場から、私は「病気になる前に予防を!」という考えです。
健康管理を中心に、食餌・しつけ・飼い方などのお悩みにも気軽にお答えします。
家族の一員である動物がいつも健康でいれば、家族全員がハッピーな気持ちでいられると思います。
人と動物が共に幸せに暮らせる手助けとなるホームドクターでありたいと願っています。
院長 森 理薫子
食餌について
ペットにとって大切な、そして大きな楽しみのひとつに食餌があります。
よくペットの食餌は「ごはんにみそ汁」と言われてきましたがこれでいいわけはありません。
私達と同じように充分な栄養のある食餌を考えて与えたいものです。
また、ペットが喜ぶからといって、いつでもなんでも好きなものをお腹いっぱい与えることが愛情ではありません。
ワンちゃん、ネコちゃんの大きさや生活スタイルによって理想的な食餌の内容は変わってきます。
お宅のワンちゃん、ネコちゃんに最適な食餌のことを一緒に考えましょう!
動物から人に感染する病気に注意!
最近、ペットと暮らす人が増えるのと同時に、ペットから病気がうつる場合が増えています。
かわいいペットとも適度な距離を保って病気にかからないように注意しましょう。
「マイクロチップ」って何?
最近ペットに関する記事の中にたびたび出てくる「マイクロチップ」。
どういうものかわかりますか??
⇒ ペットの身元を証明することができるものです。
地震などの災害時の迷子、事故、盗難にあった時にマイクロチップを装着していることで飼い主さんを明らかにすることができます。
マイクロチップには、世界共通の15桁の番号(数字)が記録されていて、この番号を専用のリーダーで読み取ります。
マイクロチップは通常の注射針より少し太い程度の針のついた専用の注射器で体内に注入します。麻酔をかけたり、皮膚を切ったり、縫ったりすることはありません。
犬や猫の場合は、首の後ろの皮下に注入します。
個体識別の方法として世界中で使用されており、海外に連れていく場合にはマイクロチップが埋め込まれていないと持ち込めない国があります。
また、現在は海外から日本に持ち込む場合にはマイクロチップ装着が義務となっています。
自分の名前、住所が言えないペットちゃんに身元証明ができる「マイクロチップ」の装着をおすすめします。
費用や登録方法などお気軽にご相談ください!!